■研修後の試験に合格するだけでは、DRIIの資格は取得できません。
試験合格後、DRIIへの各認定の申請と認定委員会により申込者の過去のBCPに関する経験をベースに審査を致します。
DRIジャパンに申し込んで頂だければ、すべて日本語で対応いたします。
■資格には、個人に与える認定資格と、組織(企業・団体)に対する資格があります。
組織に対する資格(REAP)は、策定した事業継続が本当に機能するのかどうかを評価します。
※REAP(Resilience Enterprise Assessment Program)
⇒ REAPの詳細は こちら
資格の種類と概要
認定 |
試験 |
DRI コミッショナーによって 審査 |
経験 年数 |
専門業務 10項目の内 必要数 |
専門業務の主要 項目の内 左記項目 に含まれる数 |
申請費用 (税別) |
更新料 (税別) |
事業継続 |
|
|
|
|
|
|
|
ABCP アソシェイト・ビジネス・ コンティニュティ・プロフェッショナル |
Yes |
No |
0 |
0 |
0 |
22,000円 |
19,250円 |
CFCP サーティファイド・ファンクショナル・コンティ ニュティ・プロフェッショナル |
Yes |
Yes |
2 |
3 |
1 |
44,000円 |
22,000円 |
CBCP サーティファイド・ビジネス・コンティニュティ ・プロフェッショナル |
Yes |
Yes |
2 |
5 |
2 |
44,000円 |
22,000円 |
MBCP マスター・ビジネス・ コンティニュティ・ プロフェッショナル |
Yes |
Yes |
5 |
7 |
4 |
55,000円 |
27,500円 |
ヘルスケア |
|
|
|
|
|
|
|
AHPCP アソシェイト・ヘルスケア・プロバイダー・ コンティニュティ・プロフェッショナル |
Yes |
No |
0 |
0 |
0 |
22,000円 |
19,250円 |
CHPCP サーティファイド・ヘルスケア・プロバイダ コンティニュティ・プロフェッショナル |
Yes |
Yes |
2 |
5 |
2 |
44,000円 |
22,000円 |
サイバーレジリエンス |
|
|
|
サイバーレジリエンス 5要素の内 必要数 |
|
||
ACRP アソシェイト・サイバー・レジリエンス ・プロフェッショナル |
Yes |
No |
0 |
0 |
0 |
22,000円 |
19,250円 |
CCRP サーティファイド・サイバー・レジリエンス ・プロフェッショナル |
Yes |
Yes |
2 |
3 |
0 |
44,000円 |
22,000円 |
資格の認定・再認定基準
■ DRI インターナショナル(DRII)は、世界に通用する事業継続プロフェッショナルの認定を提供しており、
DRII の認定は、世界で高く評価され、認められています。
■ DRII の認定は、個人に対する事業継続管理の卓越した能力、及び組織に対しては Resilience の組織としての
「優秀さの証し」を示します。
■ DRII の認定により、業界におけるプロフェッショナルとしての適性レベルに到達するための取り組みが認め
られています。但し認定の申請を出すには、DRIの事業継続の試験に合格してることが前提です。
① ABCP (アソシエィト・ビジネス・コンティニュティ)
AHPCP (アソシエィト・ヘルスケア・プロバイダー・コンティニュティ・プロフェッショナル)
ABCP/AHPCPの認定は、この業界での経験が2年以下で、DRIIのプロフェッショナル・プラクティスにおいて、エント
リー(入門)レベルの実力の方のためのものです。認定後、より上位の認定を受ける場合には、申請が必要になりますが
追加試験は必要ありません。
② CFCP(サーティファイド・ファンクショナル・コンティニュティ・プロフェッショナル)
CFCPの認定は、2年以上の業務経験があることを証明した方のためのものです。
「プロフェッショナル・プラクティス」の10項目のうち、3つの項目の経験が必要で、かつその中にコアとなる4項目
(3:事業影響分析(BIA)、4:事業継続戦略、6:事業継続計画の作成と導入、8:事業継続計画の演習と更新)のうち1項目が
含まれ、実践的な経験を証明することができなければなりません。(日本語で申請可能)
③ CBCP (サーティファイド・ビジネス・コンティニュティ・プロフェッショナル)
CHPCP (サーティファイド・ヘルスケア・プロバイダー・コンティニュティ・プロフェッショナル)
CBCP/CHPCPの認定は、2年以上の業務経験があることを証明した方のためのものです。
「プロフェッショナル・プラクティス」の10項目のうち、5つの項目の経験が必要で、かつその中にコアとなる4項目
(3:事業影響分析(BIA)、4:事業継続戦略、6:事業継続計画の作成と導入、8:事業継続計画の演習と更新)のうち2項目
が含まれ、実践的な経験を証明することができなければなりません。(日本語で申請可能)
④ MBCP (マスター・ビジネス・コンティニュティ・プロフェッショナル)
MBCPの認定は、5年以上の事業継続に関する業務経験を証明した方のためのものです。
プロフェッショナル・プラクティスの10項目のうち、7つの項目の経験が必要で、かつその中にコアとなる4項目(上記)の全てが含まれ、更に事業継続に関するケーススタディに合格する必要があります。
⑤ ACRP (アソシエイト・サイバー・レジリエンス・プロフェショナル)
ACRP は、事業継続とサイバーセキュリティに不慣れで、サイバー レジリエンスにおける有望人材としての地位を、確立
したいと考えている人にとって、やりがいのある新しい資格です。非常に求められているスキル の一式であるサイバー
レジリエンスは、サイバーセキュリティと事業継続を結びつけ、両方の分野が連携して効果を最大化し、組織をサイバー
脅威から保護する環境を作り出します。
ACRP 認定資格は、どの分野でも十分な経験を積んでいない人を対象としています。ACRP認定を通じてサイ バー レジリ
エンスのキャリア を開始すると、スキルとキャリアの両方を向上させるのに必要なスキルが得られます。
⑥ CCRP (サーティファイド・サイバー・ レジリエンス・プロフェショナル)
CCRP は、サイバー レジリエンス プロフェッショナルを確認する革新的で完全にユニークの資格です。
CCRP になるための要件には、重要な事業継続とサイバーセキュリティの知識と経験、および真のサイバーレジリエンス
を実現するために、これらの分野がどのように連携する必要があるかについての広範な理解が含まれます。総合的なレジ
リエンス プログラムを管理するためにサイバーセキュリティの実用的な知識を必要とするレジリエンスのプロを対象とし
ています。
サイバーレジリエンスの5要素のうち2項目が含まれ、実践的な経験を証明することができなければなりません。
資格の申請・再認定方法
《初めて申請される方》
①ABCP/AHPCP/ACRP
ABCP/AHPCP/ACRPの資格取得される方は、申請に必要となる資格の認定・再認定申請用紙(認定・再認定申込依頼書)
をダウンロードし必要事項を記入後、DRI ジャパン宛(info@dri-japan.jp) に送付して下さい。 費用は(¥22,000:税別)です。
また、DRIIから送られた合格通知書にあります MyDRI#と送られたパスワードも併せてお送り下さい。
DRI ジャパンで処理し DRII に依頼しますので、 約1ケ月前後で DRII から認証通知が送られてきます。
②CFCP/CBCP/CHPCP/CCRP
CFCP/CBCP/CHPCP/CCRP資格を初めて申請される方は、CFCP/CBCP/CCRP 新規申込時の申請用紙(専門家認定申請書)と
申請に必要な資格の認定・再認定申請用紙(認定・再認定申込依頼書)をダウンロード して
必要事項を記入後、DRI ジャパン宛に
送付(info@dri-japan.jp) して下さい。 費用は(¥44,000:税別)です。 なお本申請書は、過去の活動状況の審査となりますので、あなたの活動内容を専門業務10項目の何を行なってきたか概要を記入します。
(注意点: 管理者やグループ内で活動したことではなく、あなた自身の実際に活動した内容を記載して下さい。)
DRI ジャパンで活動実績を審査し DRII に依頼しますので、約1ケ月前後で DRII から認証通知が送られてきます。
※もし審査結果が合格でない場合は、その旨連絡させて頂きます。(合わせて改善点などを指摘させて頂きます。)
《再認定(継続申請)される方》
①ABCP/AHPCP/ACRP
毎年更新が必要です。年末までに申請及び支払いが必要ですので、 My DRI # とパスワードをお送りください。
また更新申請時に必要となる資格の認定・再認定の申請用紙(認定・再認定申込依頼書)をダウンロードして、必要事項を
記入後 DRIジャパン宛(info@dri-japan.jp) に送付して下さい。 費用は(¥19,250:税別)です。
DRI ジャパンで処理し DRII に依頼しますので、約1ケ月前後で DRII から認証通知が送られてきます。
②CFCP/CBCP/CHPCP/CCRP
毎年更新が必要です。年末までに申請及び支払いが必要ですので、 My DRI # とパスワードをお送りください。
また更新申請時に必要となる資格の認定・再認定の申請用紙(認定・再認定申込依頼書)をダウンロードして、必要事項を
記入後 DRIジャパン宛(info@dri-japan.jp) に送付して下さい。 費用は(¥22,000:税別)です。
なお、更新の申請申込に併せて、CEAPs実績(2年毎に合計80ポイント以上の活動実績)が必要ですので、下記の
CEAPs実績記入用紙(CEAPs実績表)に活動実績を記入し、認定・再認定申込依頼書と一緒に送付して下さい。
DRI ジャパンで内容を確認し、DRII に依頼しますので、約1ケ月前後で DRII から認証通知が送られてきます。
※もし審査結果が合格でない場合は、その旨連絡させて頂きます。(合わせて改善点などを指摘させて頂きます。)
《CEAPs実績表》 Continuing Education Activity Points
趣 旨
認可されている専門領域で、日々の活動や、トレーニング、ボランティア活動などに参加することによって、DRII資格の
(再)認定の単位を、どのように取得していくかを明確にしています。
再認定単位に対する認可されている専門領域とは
監査、事業継続管理、危機管理、緊急対応管理、災害復旧管理、ヘルスケアー提供者、リスクマネジメント従事者
合計80ポイントを、暦年(1月から始まる)ベースで、2年間に渡って貯める。
※CEAPs実績の提出
CFCP/CBCP/CHPCP/CCRPの資格更新(継続)に合せて提出が必要です。
(2年毎に合計80ポイント以上の活動実績が必要です。)
※DRI International のHPから直接入力も可能
CEAP実績入力は、 DRI International のホームページ(https://drii.org)に Log in して Dashboard の Submit CEAPs
から直接入力できます。(英文入力となります。)
DRIIにLog in には、My DRI# とパスワードが必要です。
実績入力後に結果をダウンロードして、CEAPs実績表の代わりに提出することも可能です。
組織の認証(REAP)
DRIが与えるREAP認証マークは、組織がレジリエントな組織であることを認証します。
更にREAP認証を得た場合は、ISO22301の取得も提供します。
1. REAP(Resilient Enterprise Assessment Process)とは
事業継続マネジメントシステム(BCMS)を確実に実施している組織である事を認証します。
DRIが開発したREAPの評価手段を用いて、専門家により組織に対し世界に通用する“レジリエント(強靭で復活力の有る)
組織”である事の認証を提供します。
2. 対象とする組織の認証
広範囲にわたる現場の調査を行ない、組織が持つ事業継続の信認、倫理規定、そしてインタビューを行いBCMの研修記録、
文書類を含む知識と技量を的確に判断し、保証することになります。
審査時には、災害時に本当に効果が出る事業継続管理(BCM)を構築しているか、また必要により改善の為の提案も実施し、
レジリエンスでグローバルに通じる組織であることを認証します。
3. REAP取得のメリット
REAPの目的は、混乱の際に組織の全体的な運用を継続する能力を管理するためのコントロール及び機能を準備、提供、及び
維持することです。これを達成するための観点は次のとおりです。
①ビジネスの観点
・その戦略的目標をサポートする。
・競争上の優位性を生み出す。
・その評判と信頼性を保護、及び強化する。
・組織の復旧力に貢献する。
②財政的な観点
・法的、及び財政的エクスポージャーを削減する。
・混乱の直接的、及び間接的なコストを削減します。BCMSを確実に実施している組織であることを認証します。
③利害関係者との観点
・生命、財産、及び環境を保護する。
・利害関係者の期待を考慮する。
・組織の成功する能力に自信を与える。
④内部プロセスの観点
・混乱の際に効果を維持する能力を向上させる。
・リスクを効果的かつ効率的に予防的に管理することを実証する。
・運用上の脆弱性への対処を施す。
4. REAP取得の効果
DRIが開発した REAP の評価手段を用いて、専門家により組織に対し世界に通用する “レジリエント(強靭で復活力の有る)
組織” である事の認証を提供します。
対象とする組織の認証には、広範囲にわたる現場の調査を行ない、組織が持つ事業継続の信認、倫理規定、そしてインタビューを行い BCMの研修記録、文書類を含む知識と技量を的確に判断し保証することになります。
なお審査時には、災害時に本当に効果ある BCMを構築しているか、また必要により改善の提案を行ない、真のレジリエンスで
グローバルに通じる組織であること審査します。
5. 認証方法
REAPは、組織の事業継続プログラムの準備体制を分類する。
専門業務10の要素に対して、評価プログラム約250問(ケースにより300問)の設問に対して、総合スコアーは80%以上を取得
する。
認証取得後、レジリエントな組織の状態を維持する為に、2年ごとにレビューすることを推奨します。
6. 認証プロセス
経営トップが参画し、評価する組織の範囲、非評価体制、会議体等を決める。
DRIジャパンは、インタビュー後、評価期間、費用、評価体制を提案する。
書類レビュー、現場インタビューを実施する。
7. 認証機関・費用
評価する組織の大きさ・ロケーション等により異なります。
認証期間:3ケ月以上
費 用 :個別見積
DRIが与える REAP認証マーク
認証を得た場合は、希望により ISO 22301 の認証も
提供します。